今回の工事は先日発表いたしましたグラウンドの小石の除去工法ロックシェイカー工法にグラウンドのリサイクル工法であるGR工法を組み合わせたグラウンドの整備工事です。
施工現場は建築工事の際に、建設資材置き場として使用していたグラウンドを復旧する工事です。資材置き場として使用した後のグラウンドは表面が荒れはて、我々のような専門業者でないと完全復旧するのは非常に困難です。
はじめにグラウンドの小石を除去する作業から開始します。ロックシェイカーマシンが施工できるように、テーラーアタッチメントでグラウンドの表層をほぐします。この作業をすることでグラウンド表面だけでなく、土中の小石も表面に浮き出させ、石の回収効率を高めます。
小石の除去作業が完了した後、レーザーブルドーザーによりミリ単位の勾配修正を行い、ワイドタイヤローラーで一次転圧を行います。さらにカンナカッターアタッチメントで表面の不陸整正し、最終仕上げ転圧を行なってグラウンドを仕上げていきます。
最後に表面土壌安定剤ソイルプロテクトを散布し施工完了となりました。GR工法は低価格でグラウンドを改修できる優れた工法です。テニスコートなどの小規模のグラウンドでも施工可能ですので、水はけや表面の凸凹などにお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。
現場名:亀井小学校(大阪府八尾市)
採用工法:GR工法Ver.2 / ロックシェイカー工法