グラウンドの水はけを改善する改修工事
着工前のグラウンドはそれほど不陸もなく見た目には悪い状態ではありませんでしたが、水引きが非常に悪い状態のグラウンドでした。
入念に測量・調査したところ水引きが悪い原因は基盤にあるということがわかりました。粘土層の部分もあり、表層にも粘性のあるシルト質が上に上がってきていたため、雨上がりにはぬかるみが発生していたと思われます。
現況土の鋤き取り作業を行い、今回当社に新しく導入した最新の3Dレーザーセンサー搭載8t級ブルドーザーで水引きの悪さを引き起こしている基盤を整正しました。3t級タイヤローラーで基盤の転圧を行い、レーザーブルドーザーにて真砂土の敷き均します。表層土の転圧・カンナカッターアタッチメントでの不陸整正を行い改修工事の完成となります。
今回はグラウンド全面閉鎖して施工することができないので、グラウンドを1/2ずつに分けて施工する必要がありました。単純に同じ工程を2度行うようなことではなく、非常にレベルの高い工事となります。 グラウンドの他にも遊具下のセーフティマットの設置、ブランコの安全柵の取り付けなども行い、全ての工事が完了いたしました。
当社はグラウンドの改修・整備におけるあらゆる工程を最新鋭の機械を用いて高精度の施工を行っておりますので是非当社の機械にもご注目ください。
現場名:長坂小学校(兵庫県神戸市)