野球場

報徳学園ロングパイル人工芝メンテナンス

着工前
人工芝に蓄積されたアンツーカー
ハイドロターフライナーでアンツーカーを剥離させます
ハイドロタービンブラシでアンツーカーを剥離させます
パワーグルーマーでアンツーカーを浮き出させます
コア・スイーパーで土やゴミを回収
イントゥバイブルブラシで珪砂の擦り込み
ミニテーラーマシンで撹拌
テーラーアタッチメントで撹拌・混合
ハンドローラーマシンで転圧
排水を良くするためコアーリングします
コアーリングした穴に特殊珪砂を充填
ソイルプロテクト散布
施工完了
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人工芝にこびりついたアンツーカーを綺麗に除去

兵庫県の野球強豪校として非常に有名な報徳学園様のロングパイル人工芝野球場のメンテナンスを行いました。着工前の状況は1塁から本塁のアンツーカーが選手のスライディングやランニングなど長年の使用により、周囲の人工芝に飛散。さらにその上を走り回った結果、人工芝へこびりつき、ひどい付着・固結した状態になってしまいました。人工芝とアンツーカーの境界がわからないほどひどい状態になってい、どの業者も諦めて工事ができなかった作業を、当社の人工芝クリーニング工法「フィールドスイープ・エッジ工法」でベース周りのアンツーカーを除去していきます。

まずはじめに、頑固に固着したアンツーカーを当社が新開発したハイドロターフライナーにより芝を傷めず、ものすごい勢いで人工芝からアンツーカーを剥離させます。施工面はもはや人工芝であることが判別できないほどアンツーカーが付着しています。次にハイドロタービンブラシで、ほぐれたアンツーカーをさらに剥がします。今回の現場はかなり付着・固結がひどい状態でしたので、ハイドロターフライナーとハイドロタービンブラシで何度も掻きほぐし、アンツーカーを人工芝から丁寧に剥がしました。

ある程度剥離作業が進んだら、次に人工品専用のクリーニングマシン「パワーグルーマー」で人工芝の奥に入り込んでいるアンツーカーを剥離し浮き出させます。そして人工芝の掃除機マシン「コア・スイーパー」で剥離された土やアンツーカー、ゴミなどを吸い取り、綺麗にクリーニングします。アンツーカー周辺の人工芝に珪砂を充填し、イントゥバイブルブラシで珪砂を擦り込み、ゴムチップを充填します。

次は各ベースのアンツーカー部分ですが、こちらも固くなっていたので、新設状態にメンテナンスします。施工範囲が狭いのでミニテーラーマシンで固くなったアンツーカーを掻きほぐし、耐水性に優れたセミアンツーカーを補充し、テーラーアタッチメントで既設アンツーカーと攪拌・混合を行います。整地後にハンドローラーマシンで入念に転圧し、雨水の排水を排水を良くするため、アンツーカーに透水層までコアリング(孔あけ)を行い、特殊珪砂を穴に充填します。最後にソイルプロテクトを散布し施工完了となりました。

今回の野球場は当社でも経験したことのないぐらいひどい状態でしたが、専用マシンを駆使し非常に綺麗な状態にクリーニングできました。同じような状態で困っている施設管理者様もおられるのではないでしょうか。人工芝に付着した土・アンツーカーをここまで綺麗にクリーニングできるのは当社だけです。皆様からのお問い合わせお待ちしております。

現場名:報徳学園(兵庫県西宮市)
採用工法:フィールドスイープ・エッジ工法

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